ちょっと未来

ちょっと未来を感じさせるガジェットやアプリ、そして作ったものについて書きます

Google ToDoで昨日消化したタスクをメールする - Google App Script

Google ToDoで昨日消化したタスクをメールする、っていうスクリプトGoogle App Scriptで作りました。
昨日こんだけこなしたわ〜、じぶんお疲れ!ってやるためです。
はい、自己満のためです。

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今更ながらToDoリストがよいって話

↓の本を読んでから、ToDoリストを付けるのをはじめました。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

今更ながらToDoリストっていいですねw

毎朝、その日やることを書き出し、また差し込みタスクがあったときは、まずToDoリストにメモする、ってことを習慣づけました。

その結果 、いろいろと恩恵がありました。
- さて次なにやるんだっけ? が無くなった
- 依頼されたタスクを忘れちゃうことがなくなった減った
- 優先度を意識して仕事をこなせるようになった

あと、やったことが可視化されるので働いた感が出るのもよいですw

ツールとしては、上記の本が薦める通りに、アナログのメモ帳を使いました。
手書きでタスクを書き出し、完了したら赤ペンでズサッと斜線を引きます。

デジタルのToDoリストにしてみたが...

そして、11月頃から使い始めたメモ帳がいっぱいになったのを機に、デジタルツールに移行してみることにしました。

Google のToDoリストを使うことにしました。
GmailGoogleカレンダーからのアクセスがよく、スマホアプリもあるので使い勝手がよさそうです。

しかし、しばらく使ってみると何だか物足りなさがありました...

あと、やったことが可視化されるので働いた感が出るのもよいですw

ここが欠けています。

デジタルのToDoリストだと完了したタスクが非表示になっていくので、
「あー今日はこんだけこなしたわー」
がイマイチわかりません。

てことで、Google App Scriptで、昨日こなしたタスクを通知するツールを作りました。
...前置き長い!!!

Google App Scriptでタスクを取得する

コードはこちらになります。

本体のJSに加え、
メールで通知する形にしたので、HTMLメール用のテンプレもあります。

本体のJS gist.github.com

HTMLテンプレ

gist.github.com

あまり特殊なところはないのですが、しいて言えばTaskを取ってくる際のオプションの指定です。

この辺のオプションにより、完了したタスクを取得できます。

      showCompleted: true,
      showDeleted: true,
      showHidden: true,

また、このオプションにより、直近24時間に完了したタスクに絞り込んでます。

      completedMax: now.toISOString(),
      completedMin: yesterday.toISOString()

さいごに

このスクリプトを、毎朝6時に実行するようにトリガー設定しました。
(cronみたいな定期実行もできるしGAS便利!)

これでデジタルの不満もちょっと解消されたので、もうしばらくデジタルToDoリストを運用してみようと思います。

【読書メモ】ファンベース: 支持され、愛され、長く売れ続けるために

webサービスからリアルな商品まで「コミュニティマネジメント」っていう言葉が浸透しつつありますが、そういった施策全般に通じるお話でした。

コアファン

ファン、って考えたときにありがちなのが 「全員をファンにしよう!」はありがちな間違え、とのこと。

多くのサービスで売り上げは一部のコアファンによって支えられてる。

例えばカゴメのトマトジュースは上位2.5%のファンが売り上げの30-40%を支えているとか!

オセロニアの運営に聞いた話だと、、
ファンイベントでは基本的に上位ユーザーをもてなす。
上位ユーザーの熱量が上がれば、自然と他のファンも付いてくるから。
らしいです。

「コアファン」を徹底的に大事にしよう、ってことですね。

キャンペーンは瞬間風速じゃ意味がない

これありがち。

キャンペーンで何人ユーザー獲得したか!?
みたいな数字をKPIに置いちゃうと、こうなりがちです。

単純にユーザー獲得を増やすのであれば、インセンティブを豪華にすればいい。

豪華な景品を用意した結果、景品目当ての雑多なユーザーが集まっちゃう。

キャンペーンが終わったらユーザーは去り元の景色に‥.

「キャンペーンやってるけど何人ユーザー獲得したん??」
みたいな上司がいるとなりがちですね。

大事なのはキャンペーン後にどれだけユーザーが定着しているか

キャンペーンで入会したユーザーのキャンペーン後の継続率やアクティビティをKPIに置くとべきですね。

「この前キャンペーンやってたけど、その後どう?」ですね。上司が聞くべきなのは。

東京は別の国

東京にいると、みんなスマホ使ってるし、なんでもネットで調べてる、って気がしますが、そうでもないらしいです。

地方では割とテレビなどのマスメディアを使ったキャンペーンが有効だったりするらしいです。

なるほど。
そういえばメルカリが地方で新聞広告だしてましたね。

東京に住んでるとついついそれがスタンダードに思っちゃうけど、「東京は別の国」って心の中に刻んでおくとよさそうですね。

選択肢が多すぎると人は買うのをやめてしまう

ジャムの実験、というのがあるらしいです。

  • 24種類のジャムを置いた売り場
  • 6種類のジャムを置いた売り場

結果、後者の方がたくさん売れた、とのこと。

似たような経験をソシャゲの設計でしたことがあります。

アイテム売り上げを増やすために、今までは剣アイテムだけだったけど、新しく盾アイテムを追加しました。
剣だけでなく盾も買ったほうが強くなるので、両方購入されて、売り上げが増える見込みでした。

しかし結果は、今まで売れていた剣も売れなくなり、全体売り上げも下がってしまいました。

剣と盾、どっちを買うのがよいか?

という迷いが生じた結果、どちらも買わない、ということになったのだと思います。

じっくり考えて買うような高級品なら、ラインナップが多くてもいい気はしますが、
瞬間で意思決定しなければならない、スマホアプリのような場合は、パッと決定させるためにも、選択肢は少ないほうがいいのだと思います。

まとめ

本書の事例はマーケ系の話題が多かったですが、
Webサービスやアプリの運用やってる人にも為になりそうでした。

特にto Cとかコミュニティ系のサービスだと学びが多そうです。

ファンベース (ちくま新書)

ファンベース (ちくま新書)

【読書メモ】NO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方

タイトルからは「緩く働こうぜ」的な内容を予想していたが、そういう訳でなく
会社にはびこる、根性論、妄想、などの無駄を排除し、ヘルシーに働こう、という感じの話でした。
それでも健全に会社は成長しますよ、と。

著者がBaseCampを試行錯誤しながら経営する中で辿りついた働き方について語られています。
これあるわ〜、という部分が多く、非常に面白い一冊でした。

目標について

企業はそろそろ、 見栄 だけで立てた根拠のない高い目標に従業員たちを駆り立てるのをやめるべきだ。


目標の設定には、さらに暗い側面がある。目標を追いかけ、デタラメな数字に到達しようとしているうちに、 モラルや誠実さや健全性が損なわれてしまう ことが多い。

数値目標を立てること自体は否定しないけど、 具体的な有効案がない中で変にその根拠のない目標を追っちゃうと、サービスの寿命を縮める気がしますね。

サービスには適切なそれぞれ成長速度があると思います。
小学生に100m10秒で走れって目標を立てられたら、、
ヤバイ薬とか使えば走れるんかもしれないけど、それって健康的じゃないですよね。

”根拠のない“目標ってとこが問題なのかな。

ぶっちゃけていうと、 目標なんてフェイクにすぎない。 ほぼすべての目標は、目標を立てなければならないという理由で無理に設定されたものだ。それらの根拠のない数字が、達成するか打ち捨てられるかするまで、不要なストレスの根源として機能する。

なるほど。これはあるかも。

オフィス or リモートワーク

現代の職場は、注意をそらすものに満ちあふれている。 オフィスに一歩足を踏みいれるだけで、話し相手にされたり、質問ぜめにあわされたり、苛立ちをぶつけるサンドバッグにされてしまう。席にすわっても、アンケートを頼まれたり、質問されたり、会議に呼び出されたりする。会議のための会議がある。こんな環境でまともに仕事ができる人などいるだろうか?

オフィスに行く日はそういう日と思って行った方がいいかもしれないですね。

作業に集中したいときはカフェとか自宅とか。

いずれにしろ、本当に働いているかどうかは、見張っていてもわからない。ちゃんと仕事をしているかどうかを知るただひとつの方法は、実際の仕事の成果をみることだ。それが上司の仕事だ。仕事ができていないなら、別の人を探すまでだ

リモートだと稼働が管理できない、という説についての反論。

たしかにそうだ。オフィスで真剣にPCを凝視してると思ったらネットサーフィンしてるやつはいるw

成果を見るのがベストですね。エンジニアだとそれが見えやすい。

無駄なミーティング

ベースキャンプでは、誰かほかの人のスケジュールを押さえるには、手間をかけて直接交渉しなければならず、簡単に都合よく自動的に予定を入れることはできない。なぜ予定を入れたいのか理由を明確にしなければならない。誰かのカレンダーを開いて、あいている時間帯を見つけ、勝手に予定を入れることはできない。ベースキャンプでは、ほかの人のカレンダーは見られないからだ。

やたらと会議に人を追加する人いますよね。
Googleカレンダーだとポチポチと参加者を加えられるので、ついつい薄〜い関係者含め招集してしまうのかな。

招集するか迷ったら、招集しない、くらいがよさそう。

人間関係

会社は「我々はみんな家族だ」と宣言するのが好きだ。でも、 会社全体が家族なんてことはない。僕らの会社ベースキャンプも家族じゃない。 僕らは仕事仲間だ。

終身雇用が成り立ってた時代なら確かにそうだったのかもしれない。
けどそれが崩れたいま、家族だというのは、無茶なエンゲージメントを求めてるように感じてならない。

会社は同じビジョンのもとに集まった“ギルド”的なものであるべきです。(って落合陽一氏が言っていたw)

私たちがよく話をするもうひとつの概念が、〝トラスト・バッテリー〟です。ある会社で働きはじめた人びとは、このバッテリーが五〇パーセントチャージされています。そして、その会社のほかの誰かと一緒に働くたびに、両者のトラスト・バッテリーのチャージ量が、たとえば約束を守られたかどうかなどによって、増えたり減ったりします」

人間関係って蓄積だなってつくづく感じます。

常に誠実にありたいですね。

最悪なのは、新しく雇った人に期待しすぎて、すぐに期待に応えてくれるだろうと思いこむことだ。それではハードルが高すぎて、誰だって失敗してしまう。

ベンチャーに大手出身の人が転職してきたときとか、ありがち。

新規ビジネスとか

足を踏みいれたことのない仕事で簡単に成果を得られると軽はずみにいいきるのは、その仕事のことを何も知らないと告白しているのと同じだ。しかも、それをするのにかかる手間がどれほどかという見積もりは、たいてい大きくはずれる。

新しい分野のビジネスを始めようとするとき
「これは誰もやってない!チャンスだ!」
って思いがちだけど、実際はじめてみるとそんなに楽じゃないってことはよくある。

それは、その分野に無知だから「チャンスだ!」とか言っちゃうんですね。

まとめ

なんかネガティブな内容が多くなりましたが、、、

会社にありがちな無駄な部分が炙り出された感があります。
なんとなく感じてた違和感が言語化されていると感じました。

NO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方

NO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方

Go Global Meetup #2 レポ 〜 スタートアップ・アクセラレーターについて

Smart Newsさんで開催されたGo Globalに参加してきました。
Globalで働こうぜ!っていうイベントです。
特にエンジニア向けな気がします。

前回も参加し、そのときはベイエリアのテック企業の採用で必須となっている、コーディング試験をテーマにしていました。

そして今回は、スタートアップ・アクセラレーターがテーマでした。

アクセラレーターへの興味というか、海外で働きたい欲がすごくあるので、今回も参加してみました。

イベント概要はこちら. https://go-global.connpass.com/event/119755/

グローバルでアクセラレーターを卒業された方、またアクセラレーターを運営してるVCの方の発表です。

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WASSHA 秋田さん

東アフリカを中心にLEDランタンのレンタル事業を展開されています。
アクセラレーターの話もあったのですが、事業内容のほうが気になりすぎて、アクセラレーターの話は覚えてませんw

アフリカの多くの地域では電力が普及しておりません。

そこでLEDのランタンをレンタルすることで、人々に灯りを提供するという、社会的意義も大きい事業。

夜の灯りすら無いなんて、まだまだ文明が普及してないんだな、、
と思う反面、このLEDランタンはめちゃめちゃハイテクで、

てな感じでめちゃめちゃIoTなわけです。

電気が普及していない割には、スマホ電子マネーは普及しているようです。
スマホで普通に自撮りしてインスタにバンバン投稿してるらしいですw

そして誰もが思う疑問、、、 「これって儲かるの??」 って話ですが、、結構儲かるらしいです。

懇親会の際に聞いたのですが、もともとアフリカには灯油ランプをレンタルするという文化があるらしいです。
なのでLEDランタンをレンタルするというのは、単純に灯油ランプのリプレイスなわけです。
そう考えると分かりやすいですね。

社会的な意義も大きいしステキなビジネスだと思いました。

Autify 近澤さん

E2EテストをAIによって自動化するという、夢のようなサービスを開発されている近澤さんの発表です。

米国トップレベルのアクセラレーターAlchemistを卒業された話でした。

特に、そのプログラムの中で学ばれた話が印象的でした。

  • 顧客と話をしろ
  • コードを書くのをやめろ

エンジニアだとついついコードを書いて作りたくなるけど、グッとこらえてまずは顧客と対話しましょう、と。

  • 今すぐ契約をしたい!を見つける
  • あったらいいですね、ではダメ

ほんとそうですね。

サービスを作りたい、起業したい、という思いが強いとここのステップが甘くなり、ついつい「あったらいいですね」レベルのニーズに対してサービスを作りがち。

「あったらいいですね」は「なくてもいいですね」とほぼ同義だと思います。 その後に苦しい思いを必ずする。

だから見つけるべきなのは 「今すぐ契約したい!」 というレベルのニーズ、とのこと。

これを見つけるのは、とっても困難だけど、逆にこれを見つけさえすれば、後はある意味easy modeでガンガン進めるのだと思います。

Autifyはまさにこの「今すぐ契約したい!」に辿り着き、サービスローンチしてないのに既に年間契約をもらってるそうです。
すげぇ、、、
けどE2EテストがAIで自動化できるのなら確かに契約したいかも、、w

500 Startups Japan 澤山さん

アクセラレータープログラムは、レストランでなくてキッチン

とても分かりやすいですね。
その場にいるだけで美味しいものが提供されるわけではなく、自分でいい感じに利用することで美味しいものができる、とのことでした。

エンジニアにビジネスを叩き込むほうが早い

↑という考えで運営されているとのこと。

なのでエンジニアが苦手なプレゼンのレクチャーとかはかなりみっちりやるそうです。
エンジニア的には嬉しい! プレゼンできるエンジニアになりたいw

まとめ

globalという視点のなかでアフリカはノーマークだったので、WASSHAのお話は特に刺激的でした。

Autify近澤さんのお話で「今すぐ契約したい!」レベルのニーズを見つけるのが大事!とありましたが、 それなりに満たされてる日本という国でそれを見つけるのって、ほんと大変って感じています。

それが一方アフリカだと未開な点が多いのでニーズはバンバンあるそうです。

その後の実行では苦労も多いのでしょうが、魅力的なマーケットなんだろうなと感じました。

【読書メモ】脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる 樺沢紫苑

kindle unlimitedにあったので読んでみました。

脳科学系の本は好きです。

睡眠について

  • 早起きして朝日を浴びよう
  • 寝る前はぬるいお風呂に入ろう
  • 寝る前にスマホ見ないようにしよう

という点を脳科学の視点から、科学的に説明。
説得力があります。

生物学的には、「早寝」は「早起き」に直接は結びつきません

これは意外。なぜなら↓

朝起きて日光(高照度の光)を浴びると、体内時計はリセットされます。そこから 15 時間ほどすると、メラトニンが分泌されて、自然な睡眠が誘導されます。「夜眠くなる時間=メラトニンが出始める時間」というのは、布団に入った時間ではなく、「朝起きる時間=朝日を浴びる時間」によって決定される

朝日を浴びるタイミングで体内時計がリセットされる。
なので、早起きしたければ、早起きして朝日浴びろ、というニワトリタマゴな結論に笑  

お風呂について

だいたい 40 度を超える熱いお風呂に入ると交感神経優位となり、 40 度未満のぬるいお風呂だと副交感神経優位になると言われ

朝は熱いお風呂(交感神経刺激してテンションあげる)、
夜はぬるいお風呂(副交感神経刺激して安眠につなげる)、
がよさそう。

けどお風呂は熱いのがいいなー。

仕事術

短期間で実現可能な目標」を立てて、その実現をくり返すことで、大きな目標を達成するほうが効率的です。

TODOリストに「ランチ」とか明らかに達成できる目標を書いて消化する、とかいうのをやってましたw

やる気が出ないときは、やる気がわいてくるまで待つ人が多いですが、それは正しくありません。むしろ、「やる気が出ないから、とりあえず始める」というのが、脳科学的には正しいモチベーションアップの方法

.

頑張ってでも作業を始めると、そのことが側坐核への刺激となります。側坐核が自己興奮してきて、「アセチルコリン」が分泌され、どんどんと気分が乗ってきます。ですから、「やる気が出ないから、とりあえず始める」が正しい

これは実感値あります。
プレゼン資料とかもめっちゃくちゃ作るの憂鬱だけど、ちょっと着手してみると意外と捗る。

とりあえずはじめてみる、いいですね。

さらに午前中というのは、脳内物質的には「セロトニン」や「ドーパミン」などの「アミン」が優位となります。この状態で向いている作業は、整合性、緻密さ、論理性と高い集中力を要求される、「論理的」で高度な脳作業です。

.

夜の遅い時間帯も、シータ波が非常に出やすいと言えます。「ひらめき」や「斬新な発想」などが得られやすいため、クリエイティブな作業に向いているでしょう。アセチルコリンは、「創造力の源」でもあります

朝はコーディングとか論理的な作業、
夜はアプリ機能考えるとかアイデア系の作業、
がいいみたい。

脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法

脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法

【読書メモ】日本再興戦略 落合陽一

随所で示唆に富む考えが連発され、非常に濃厚な一冊でした。
最近のヒット本。

現代日本の課題とその対策を、江戸時代、さらには弥生時代にまで遡り、日本人の国民性を踏まえた上で論じています。

その考え方が、ユニークでありながら、とても説得力があり面白かったです。

欧米という間違った概念

そもそも、「欧米」というものは存在しません。欧州と米国はまったくの別物です。

たしかにそうだw
”欧米”というそもそも存在しない概念を勝手に作り上げた上で、その”欧米”というユートピアと比較してあーだこーだ言うのは正確ではない。
ちゃんと、ドイツだ、イギリスだ、とい正確に理解した上で話すべきだ、とのこと。

社会 vs ギルド

「社会」には宗教上の教義(ドグマ)もイデオロギーもありますので、離脱したいと思っても許されません。日本の会社は社会になってしまったので、会社のために人は過労死するほど働いてしまうのです。


会社の語義を、ギルドへと近づけていって、「死にそうになったら、その会社を抜ければいい」と思えるようにしないといけないのです。いくつものギルドを持っていればいいだけの話なのです。一方、日本企業の「長老化」が進んでいるのも確かです。


これからの日本に大事なのは、いろんなコミュニティがあって、複数のコミュニティに所属しつつ、そのコミュニティを自由に変えられることです。

会社=社会、になってるから会社で行き詰まったら行き場所がなくなってしまう。

会社というのは、ただそのとき同じ目的のもと集まった人たちの”ギルド”とみなすべき、とのこと。

アプリ開発とかも、必ずしも会社で作る必要はなく、プロジェクトベースでエンジニアとデザイナーが集まって作るケースが最近はよくある。
そういう形が本来は理想なんだろうな。

マスメディアに作られた幸福像

我々は、幸福論を定義するときに、つい物質的価値を求めてしまいますが、実は、生業が保証されることこそが幸福につながります。「その生き方は将来にもあるだろう」という前提で未来を安心して考え


つまり、マスメディアがドラマで見せていた、理想的な昭和人材が住みたい町や家なのです。トレンディードラマのような町に住んで、家を買って、子どもを塾に行かせて、私立の学校に行かせて、やがて病院で死ぬというような画一的なイメージです。本当は「人がこうなりたい」というイメージは多様でいいはずなのに、ひとつのイメージをマスメディアが押し付けると、社会構造として極めていびつになってしまう上、それが実際に物理化し出す


こうしたよくわからない洗脳を可能にしたのが、限定チャンネル数による地上波という強力なシステム

ほんと、そう思う。

いい学校にはいって、いい大学いって、大企業に入って、、、
そんな幸福像が染み付いている。

そのレールに乗せるために、都会の親は小学校低学年から塾に行かせるみたいだけど、どーかなと思う。

自分自身で幸福像を定義したいですね。

リーダー2.0

リーダー2・0時代のリーダーは、すべて自分でできなくてもまったく構いません。何かひとつ、ものすごくとがっている能力があればよくて、足りない能力は参謀などほかの人に補ってもらえばいいのです。リーダー2・0時代のリーダーのひとつ目の条件は「弱さ」です。共感性の高さが求められるのです。


たとえば、チームラボの 猪 子 寿 之 さんは、典型的なリーダー2・0です。猪子さんは、すごく高度なものに対して、ハイレベルなアドバイスやメタな議論ができる人ですが、それ以外のことは何もできません。明らかに弱いので、周りが助けようとする。優秀な人が育っていますし、独立して新しい会社をつくる人も出てきています。

リーダー2.0。ここ最近聞くワード。

特にソフトウェアの業界なんて技術革新スピードが早すぎるから、若い部下のほうが技術的にはイケてるなんてケースも全然ある。

そんな時代ではこういうマネジメントを意識せざるを得ないですね。

子供の教育

小学校に入るまでの幼児期は、五感をフルに使ったほうがいいと思います。におい、味覚、音、目といった感覚や身体能力は、小学校に入るまでの間にほとんど決まってしまいます。とくに絶対音感が身に付くのは3歳ぐらいまでです。ですから、子どもがやりたがっていることは、何でもやらせてあげたほうがいいです。


小学校で大切なのは、好きなものや好きなアクティビティを見つけることです。

好きなものを見つけるのは、ほんとそう思う。

30代になっても意外と小学校の頃と好きなものは変わらない実感ある。

小2から学習塾なんか行ってる場合ではない!

日本再興戦略 (NewsPicks Book)

日本再興戦略 (NewsPicks Book)

【読書メモ】シンプルに考える 森川亮

kindle unlimitedにあったので読みました。
発行されたのはだいぶ昔ですが、組織づくりやプロダクトづくりに関して勉強になる一冊でした。

プロダクト作りに"調整”はNG

「いいもの」をつくるために、いちばんやってはいけないのは調整です。「AさんのアイデアとBさんのアイデアを組み合わせよう」と、「あれもこれも」と機能を付け加えて、複雑で使いづらいものを生み出してしまう。あるいは、「上司の好みに合わせよう」と、焦点のぼやけた曖昧なものを生み出してしまう。それでは、ユーザーの心をつかむことなど、できるはずがありません。

あるある。
ポジションの高い人が言ったアイデアとか、なんだか採用せざるを得ない雰囲気になって突っ込んだ結果、いまいちまとまりが無いプロダクトになってしまったり。

プロデューサーがコアバリューについて確固たる信念を持ってないといけないですね。

コトに向かう

コトに向かうっていうのはDeNAでよく言われることなんですが、それに通ずる話がありました。

優秀な人ほど喧嘩をしないのです。 彼らも人間です。カチンとくることを言われると腹を立てる。だから、喧嘩になる。だけど、すぐに気づきます。彼らは「いいもの」がつくりたいと思って働いていますから、喧嘩している時間がもったいない。そんなことに時間を使うのが、バカバカしいことに気づくのです。

ついつい意地を張って論破したくなる気持ちは分かる。けどそんな時間はバカバカしい、と。

そして、喧嘩をやめて議論を始めます。どちらの意見がユーザーのためになるか? 判断基準はこの一点。

どちらの意見がユーザーのためになるか?
いいですね。

たとえ、厳しい意見を投げつけられても、それは自分を攻撃しているのではない。ユーザーのために真剣に「答え」を探しているのです。

自分を攻撃されてると思うとついつい感情的に反抗してしまう。
グッとこらえて、コトに向かうと、健全な話ができる気がしますね。

ユーザーの半歩くらい先を行く

プロダクトを作っていて感じますが、ユーザーの2歩、3歩先を行くような斬新なアイデアは往々にして失敗してきた気がします。
ほんの半歩くらい先を行くのがいいように感じています。

イノベーションを生み出したい──。 これは、僕も深く同感することです。 しかし、目指すことで、かえって遠ざかるのがイノベーション

なるほど、、、

「新しいことがやりたい」「今までになかったことをやりたい」という理由で突っ走って、ユーザーが求めていないものをガンガンやっても意味がありません。それはイノベーションではなく、単なる自己満足。

自己満足!グサッ、、、!

「未来はこうなる」という考えでやったサービスはほとんどうまくいきませんでした。未来を見すぎて、結局、ユーザーを見失ってしまう。ひとり遊びになってしまうのです。

前職で「概念」ではなく「現象」を見ろ、と言われてきました。
未来はきっとこうなる!という概念ではなく、いま人々はこういうことをしている、という現象を見ろ、と。
それを思い出しました。

ユーザーが感じている「目の前」のニーズにしっかり応えることに集中する。それが企業の社会的責任でもあるし、ビジネスの成功確率を高める方法でもある。むしろ、それを 愚直 にやり続けることでイノベーションにたどり着く

時間のないスタートアップにとって、未来はこうなる、という場に張って、波待ちをしている余裕はありません。
目の前のニーズを発見しそれを着実に応えることが大事なのでしょう。

MVPというもの

リーンスタートアップではMVP(Minimum Value Product)とか言われますが、このミニマムに削ぎ落とすっていうのが思った以上に難しい。

ユーザーはこれも欲しがっている、 競合アプリはこの機能もある、
なんて声からついつい、機能を盛り込みがちです。

(LINEのデザイナーの話の流れで、、)言い方を換えると、彼らは機能をそぎ落とすのが得意。まず最初に機能を最低限にまで絞り込む。「これがなければ、プロダクトが成り立たない」というところまで徹底的に絞り込む。それは、ユーザーに提供すべき「価値」の本質を明確にする作業でもあります。そのうえで、ユーザー・テストを繰り返しながら、より使い勝手をよくするために機能を追加していくイメージです。

ユーザーに提供すべき「価値」の本質を明確にする作業
これ大事ですね〜

LINEの企画開発チームも、スマートフォン・ユーザーの綿密な市場調査を実施しました。そして、「無料電話機能」「写真共有機能」などを求める声があることを把握していました。しかし、彼らはあえてそれらの機能を盛り込まず、シンプルなメッセージ機能のみでサービス提供を開始しました。 なぜか? 当時、スマートフォンがまだ普及し始めたばかりのタイミングだったからです。多くの機能を盛り込むと、スマートフォンを使い慣れていないユーザーにとってわかりにくいものになって

「無料電話機能」「写真共有機能」、、、要望ありそう。
そしてついつい盛り込みたくなりそう。

核となる価値は、電話帳でつながっているリアルな関係性のなかで、最もシンプルに最も速くメッセージを交換できることと

この核となる機能が明確なのが強い!
これがないと、ついついブレちゃいますよね。

まとめ

全体を通して、ユーザーに価値を提供するということを第一にして、組織もプロダクトも作っているように感じました。
タイトルは「シンプルに考える」でしたが、ユーザーにとってどうなの?という軸で考えると、いろいろシンプルになっていくのでしょう。

ところでC CHANNELって最近どうなんだろう?

シンプルに考える

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